「夢創塾」 愛知視察研修報告会
(大分)セイショー式農法研究会「夢創塾」さんが、2月28日に吉良商店視察研修報告会を開きました。
「現地での野菜圃場見学では、雑草はほとんど無く、キャベツ、ホウレンソウ、青梗菜、人参、大根などの
生育は非常によく、葉は驚くほど分厚く、病害虫による被害は全くなかった。
イチジクは四月に植えたというが高さは人の背丈ほどになっていて驚かされた。
管内で指導を受けているキュウリ農家は、反当り6000株(4本仕立て)でなんと40
トンの収量を上げるという。
堆肥製造施設の天井は透明でエアーブロウシステムで切り返しは不要。僅か30日で完全醗酵する。」
視察の個人的意見として、原農園さんでは(平成30年度)セイショー式農法に一部取り組んでいます。
水稲では、堆肥をマニアスプレッタ―で水田に10aあたり2トンを散布してモミ種に若葉2号を浸漬し
苗に3度、葉面散布した結果、胚芽が取れにくい白米ができたそうです。
野菜では、カラーピーマン1棟にキラエース(0.18aに6袋)を入れたが病気(うどんこ病)の発生が
極端に少なかったそうです。反省点としてやや投入量が少なかった。
平成31年度は、水稲と野菜にマニュアル通りに使用し、収量や病害虫、除草効果を確認したい。
前回、セイショー式農法の一部を取り入れたのみなので、効果については、十分把握できなかったが、
これまでの農業を大きく変える可能性については大いにあると思われます。